一般日本人緊張日記

日記、映画の感想など

最近観た映画など

NetflixSF映画を中心に観ていた。

 

ミッドナイトスカイ

https://youtu.be/yGtANmgQUFk?si=ALKzofptKN2ZyYK9

最近やってたスターフィールドにも似た地球の設定。シックスセンスmeetsオデッセイ的な、と書くとネタバレしすぎかもしれない。子役の子が可愛い。

 

マザー/アンドロイド

https://youtu.be/BefIEkvsRjQ?si=jUkH_bA-pLjr2PRU

クロエ・グレース・モレッツ主演。

アンドロイドと言っているのだが、ほぼラスト・オブ・アスみたいなもんだった。

正直何を見せたかったのかいまいちよくわからない映画だったがクロエさんの演技は堪能できる。

 

オキシジェン

https://youtu.be/BqzZAFQoRDQ?si=bcQT4ngCDhRF1C3V

医療カプセル的なのに閉じ込められてもう少しで酸素がなくなりますとか言われる系映画。閉所恐怖症の人じゃなくてもこの映画は結構キツい。めっちゃ息苦しかった。それに加えてアレクサンドル・アジャが監督ということもあってイヤーなグロ描写的なのもあり。何度かびっくりポイントもあって飽きさせない。平日休みの午後14時くらいから寝転がって観たい映画。

 

ゼイ・クローン・タイローン

https://youtu.be/2S3M1xFVdVg?si=kqoaoiIQxXpnghnS

アフリカン・アメリカン陰謀論系。

ジョン・ボイエガ良いね。

オキシジェンと比べてクローンに対する考え方が全然違った。

 

エイリアン

大学の頃観た以来か。

いやはやここまで凄いヴィジュアルだとちゃんとわかってなかった。ギーガー凄い。

 

ターミネーター

これが一番完成度高いかなと思ったけど、最後の何度も立ち上がってくる感は既にちょっとくどくない?ってなった。

 

ターミネーター2

面白いけど1のが好き。あとサラ・コナーが可哀想。ドラマシリーズだとそのへん描かれてるのかな。リブート映画は観る気しないんだけど…。

 

ターミネーター3

結構面白いし結末が好き。

 

太ってきた(1億回目)

去年の今頃は体重が100キロあった。腰も膝も痛いし、痛風もこわいしで、さすがに節制しなければと糖質制限というか飯を少なくする的なことで半年で10キロほど落とすことに成功した。

 

そして今、またわたしは太ってきている。

 

2ヶ月ほど前の健康診断でも体重は落ちてるけど内臓脂肪が去年よりついており、やばいなーと思っていた。原因はついつい食べてしまうオヤツだろう。

 

とにもかくにも痩せなければと仕事の空き時間に散歩を始めたが、この程度で痩せれる訳もなく、体重は今も上昇傾向にある。

 

仕事柄晩飯を食うのが10時すぎになってしまうのもあんまよくなさそう。とりあえず量自体を減らしていくしかなさそう。

 

https://spotify.link/78tC63Ko1Db

最近の私的音楽鑑賞事情

アマゾンの注文履歴を見ると、2019年の12月にMarantzのネットワークレシーバーNR1200を購入しており、2020年の5月にDaliのスピーカーZensor5を購入している。以降3年間は自分の自宅での音楽鑑賞においてはこの2つのアイテムだけで成り立っていると言っていい。

 

NR1200はWifiに繋げばキャスト機能が使えるため、spotifyなどもスマホ操作で再生でき非常に便利。PCのiTunesからAirPlayも使える。ブルートゥースもいけるけど音質的には良くない。

 

基本的に部屋に入り、スマホspotifyを開き再生、デバイスをNR1200に設定すれば終わり。電源すら勝手についてくれるのでこれに慣れてしまうとなかなかCDとかで音楽を聴こうという気が起きなくなる。

 

しかし、せっかくハイレゾにも対応してるのだからたまには良い音で聴きたい、となった時、選択肢に入るのはやはりAmazon Music Unlimitedになる。HDやUltra HDを選択するとストリーミングでめっちゃ良い音で聴けるのだが、アマゾンはUIとかそういう系のセンスが壊滅的に欠落しているので、とにかく使いづらく何度か入会するも「spotifyでいいか…」となり解約、というのを繰り返していた。しかしプライム会員から1000円くらいでCD以上の音で聴けるのはやはりデカいなーとまた最近入り直したのだが、NR1200で使う時の厄介な問題というのが別にある。

 

spotifyの場合はさっき言ったとおりアプリから操作するだけでOK。Amazon Musicの場合も当然アプリから操作してデバイスを再生できる。しかし、だ。おそらくこの再生方法だとUltra HDで再生できていない。理由は謎なのだが、たぶんウルトラがついてる音源もHDで再生しているっぽい。ではどうすればいいのかというと、HEOSアプリを使わなければいけない。HEOSというのは…と説明しようとしたが、正直なんなのか未だに良くわかっていない。とりあえずこういうネットワークレシーバー的なやつに搭載されてるテクノロジーのことらしい。一つだけ言えるのは、このHEOSアプリは本当に使いづらい!ということ。Amazon music自体もspotifyに比べれば決して使いやすいアプリではないが、HEOSアプリからAmazon Musicを再生するのはその1億倍やりにくい。まず検索からして面倒くさい。というか検索しないと曲聴けない。トップ画面とかがないため。例えばアルバムの5曲目を選んで再生させるとする。普通の感覚ならばその後6曲目、7曲目と自動で流れていくと思うだろう…。普通に1曲だけで止まる。ふと画面を見ると「アルバム全体を再生」という文字があるではないか。なるほど、これを押せばいいのだなと。確かにこれでアルバム全体を流してくれる。しかし、例えばアルバムの途中で飽きたなと思って他のアーティストの曲を流すとする。しかし実はさっきのアルバムの聴いてない曲はずっとキューに残り続けるため、またいちいちそれを消す作業をしなければならない。本当にめんどくさいので、今は色々曲聴きたい時は普通にアプリから操作、気に入ったアルバムなどは良い音で聴くためにHEOSアプリから、という使い方をしている。うーんストレス。

 

しかしこれがストレスに感じる、ということ自体が、あまりに世の中が便利になりすぎた結果なのかもしれない…自動化、機械化の弊害…人間の業(カルマ)…みたいなことは1ミリも思わないのでとっとともっと使いやすくしてほしいと思う。

 

色々言ってきたが結局通勤時の車の中やスマホではspotifyしか使っていない。ウォークマン持ってるからそっちではAmazon Musicハイレゾ聴けるんだけどね。ウォーキングではそっちを使っていきたい

東京・宇都宮旅行①

1週間ほど休みができたため、大学時代の友人に会いがてら関東観光の旅へ行ってきた。

 

2/22(水)

前日の深夜に高速バスに乗り、6時過ぎに東京駅八重洲口に到着。

 

 

バスターミナルの警備員のものすごいボリュームの怒号が飛び、バス内にどよめきが起こる。これが冷凍都市か。。。

 

9時半から東京都美術館でエゴンシーレ展だったため、とりあえず上野まで山手線で行き上野公園で時間を潰す。約3時間さむーい中ローソンのおにぎりを食いつつベンチに座っていた。バスで足腰がすでにガタガタになっており、くしゃみをした瞬間明らかにぎっくり腰っぽい状態になるも、なんとか立て直す。ここから3日間腰痛に悩まされることとなった。もうバスは乗れんな。。。


エゴンシーレ展の感想としては、意外とエゴンシーレ以外の表現主義系の画家の作品もたくさんあり、勉強になったが、シーレを見に来た人にとっては少々肩透かし感もあったかもしれない。美術館に慣れてなくてシステムがわからず無駄にコインロッカーに荷物を預けたりするなどした。寝不足じゃなけばもう少しじっくり見れたかもなあ。10時半すぎの電車で宇都宮へ。

 

12時半に宇都宮に到着。約8年ぶりです。喫煙所の場所も変わってなくて、うーん懐かしい。空がこんなに青いのか。

昼に先輩とラーメン食べるつもりで来たが、普通に寝ていたっぽくてマックでポテト食べつつホテルのチェックイン時間まで待機。ベンチに座りながら天鳳やってたら四暗刻テンパイするが、普通にラス。近くの男女7人組大学生が眩しすぎて窒息しかける。永遠にあの瞬間に閉じ込められてもいいかもしれない。

 

14時すぎにチェックイン後、シャワーに入って1時間ほど仮眠をとる。腰も少し回復。夜から飲み会なので、それまで駅西あたりをおさんぽ。事前に古本屋があることを調査していたのでそこへ向かう。

 

言われなきゃ気づかれないような普通の民家っぽい「igno...book plus」さん。小さいけど建築系の洋書とか色々置いてあって面白かった。2冊だけ購入。

 

 

 

 

 

 

 

コブラ会シーズン5感想

vsシルバーとなったシーズン5。相変わらずテンポよくサクサク進むので1日で10話全て観てしまった。回をますごとにリアリティが徐々に喪失していってるシリーズだけど、今回は今までと比較してもかなりギリギリのバランスでなんとか成立させていたような気がする。というか人によっては「さすがにツッコミどころがありすぎだろ!」とさじを投げそう。個人的にはキャラクターの感情やどういう動機で動いているか、何が争われているかが明確で、エモーションの高まりもしっかりあるので、多少リアリティがなくてもOK派。なので今シーズンもしっかり楽しめた。あえてケチを付けるならシルバーの思惑がそこまで引っ張るようなことか?というのと、そもそもコブラ会という道場が見てる限りそんな「悪」に見えない、ということ。機器もハイテクだしクリーズに比べたら割としっかりした指導をしてるように見える。笑 そもそも規模広げれば広げるほどコンプラとかそのへんちゃんとしなきゃいけなくなるし子どもにヤバい教え説いてたら絶対苦情とかくるだろうから、むしろ広がった方が害少ないんじゃねとか思ったりもする。もちろん、コブラ会の「情け無用」という教えが広がること自体がヤバい、ということなのだからそれは分かるんだが、ユニバースを拡大させようとしたことでなんか今までより飲み込みづらくなったなあと思う。でもまあ、そもそもベスト・キッド2とか3だってリアリティで言ったらかなり怪しいんだから、今更なのかもしれない。シーズン6で描かれると思われる世界大会は超盛り上がるだろうから楽しみです。

 

個人的に良かったのは、子どもたちが精神的に成長した姿が見れたこと。特にホークの最終話でのいじめっ子パクに放つセリフにはとても感動した。ホーク、お前は最高にバッドアスだ!反対に本来は手本となるべき存在の大人たちはというと、むしろどんどん情緒不安定になっていくのも面白い。というか「やらかし」がすごい。酔っ払って不法侵入すんな。笑 今回はダニエルが今までで一番打ちのめされていたが、彼を救うのが子ども達であるというのも良い。子どもたちが彼の「センセイ」となった瞬間が見れた。そして、物語はそろそろ最終盤。あと何シーズンだったか覚えてないがかなり佳境なのだろう。なんと言ってもこのドラマのタイトルはコブラ会で、主人公はジョニー・ロレンス。やはり最後はジョニーとクリーズが衝突しなければならないのだな、という含みも存分に描かれたシーズンでもあった。ジョニーはクリーズという壁を乗り越えられるのか、そしてクリーズは…来シーズンが今から待ち遠しい。

Strangers From The Universe/Thinking Fellers Union Local 282

サンフランシスコで86年に結成されたインディ・ロックバンドの5thアルバム。94年にMatador Recordsからリリースされている。

 

トラックリスト

1. "My Pal the Tortoise" 2:47

2. "Socket" 4:23

3. "Bomber Pilot WWII" 1:14

4. "Hundreds of Years" 4:29

5. "Guillotine" 5:13

6. "Uranium" 1:14

7. "February" 3:09

8. "Pull My Pants Up Tight" 0:59

9. "Cup of Dreams" 6:40

10. "The Oxenmaster" 1:49

11. "The Operation" 5:24

12. "The Piston and the Shaft" 5:11

13. "Communication" 0:24

14. "Noble Experiment" 3:11

 

僕は最近知ったバンドなのだが、活動休止後の現在も一部でカルト的な人気を誇っているらしい。Spotifyでヘンテコな音楽を聴いているとアルゴリズムの力でこういうヘンテコなアルバムばかりオススメされるようになるのは良いのか悪いのかわからないが、個人的には今作は超大当たりで、彼らの各アルバムを絶賛リピート中の今日この頃です。

 

その音は、相当にユニークで、自分ごときではなんとも形容しがたいのだが、基本的には各楽器のアンサンブルが肝となるジャム・バンドだと思う。プレイヤーはリズム隊含めそれぞれかなりの技巧を持っていると思われるのだが、曲のユニークさが勝ってあまりテクニック自体が印象に残るという感じがない(もちろんそれはプラスポイント)。曲の展開もバンジョーマンドリンなども含めた楽器の鳴らし方も、エクスペリメンタルロックと呼ばれるようにかなり実験的。実験的なバンドは数多あるけど、そういうバンド特有のとっつきにくさはほとんど感じず、おそらく変則チューニングを多用していると思われるギターのコード感は奇妙だが心地よく、随所でメロディアスでもあり、ひねくれポップ的なセンスを炸裂させている。聴いていると不安になるようなところと、安心するようなところが混在していて、そういう点がカルトバンドたる所以なのかしらん。

 

 

最近読んだ本など

若い読者のための短編小説案内 (文春文庫)

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最近何となく手に取った↑の本を読んで、いわゆる「第三の新人」と呼ばれる日本作家達の作品をちびちび読んでいる。純文学についてはさっぱりと言っていいくらいだが、予想よりもかなり面白い。何というか妙に肌に合う感じがする。春樹は太宰などのいわゆる自然主義的な私小説について、サイズの合わない靴に足を突っ込んでいる感じ、と言っていたが、そういう人でも結構楽しめるのではないかと思う。村上春樹の文章を読むのも久しぶり。昔宇多丸師匠が映画版「ノルウェイの森」評で春樹を読むとしばらく生活の中で頭の中の春樹が喋り始めるというようなことを言っていたのを思い出した。自分も昔はそうだった気がするがもういい大人になったせいか全然頭に春樹が降りてこず、まわりくどいおっさんだなとしか思わなかった。笑 宇多丸さんの批評は「俺もなんか喪失してぇ〜!」っていう名台詞も飛び出したりしてだいぶ笑えるのでおすすめ。YouTubeとかでゴニョゴニョすれば聞ける。

 

取り上げられてるものを中心に自分が読んだのは

 

「小銃」「馬」 小島信夫 

「愛玩」「ガラスの靴」 安岡章太郎

静物」 庄野潤三

「阿久正の話」 長谷川四郎

「焼跡のイエス」 石川淳

「横しぐれ」「樹影譚」 丸谷才一

 

読んだ中だと、「ガラスの靴」、「馬」、「阿久正の話」、「横しぐれ」などが特に好み。「馬」は、奥さんがなんの相談もなく何故か勝手に家の横に新しい家を建て始めて、そこでは何故か馬を飼うことになっており、主人公はカッとなって反対したら精神病院に入れられてしまう、という話で、あらすじを読んでも意味がわかんないが、「知らない間にぶっ飛んでいく」感がたまらない。「横しぐれ」は、自分の亡き父親が四国旅行で出会ったのは俳人種田山頭火ではないか…という疑惑の真実を求めて、作品群、伝記を読み解きまくって謎に迫るうちに思いもよらぬ事実が明らかになる…というミステリー調の一品。「やっぱり山頭火なんじゃないか」「いやでも違うんじゃないか」という行ったり来たりが何度も繰り返され、その度に日記などの資料を漁りまくり、新たな仮説を立てていく主人公に「もうどっちでもいいよ!」というツッコミを入れたくなる作品だが、その徹底的な詰め方が面白いし、着地のさせ方も「え?そっち?」って感じでグッド。山頭火については名前くらいしか聞いたことないけど、プレバト毎週見てる勢なので、夏井いつき先生が最近「ベンチで山頭火」とかやってたなあとか思い出したりした。

 

 

題材にしてるのに「横しぐれ」も結構ディスってるし夏井先生も歯に衣着せぬ感じだし、すごい人なのかコ○キ坊主なのかよくわからんな山頭火は。

 

俳句といえば最近句集を初めて買った。

 

文庫新装版 龍宮

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俳句はなんと言っても季語の意味や、その言葉が持つ感覚が身になっていないと深く理解できない芸術だと思うけど、「311」という超強烈な出来事がテーマとなっているぶん、季語についての知識がなくても、ものすごく迫ってくるものがあった。自分自身、大学時代に北関東で、たいしたレベルではないがそれを体験しているというのもあるが。風邪をひいて寝込んでたこと、止まった信号、先輩の家のストーブで焼いた魚の匂い、翌日の昼過ぎようやく電気が戻り、見たニュース映像の衝撃、とか、あの時の記憶をありありと思い出したりなどした。

 

 

そういえば、「夢の中での日常」という小説に出てくる小説家がお酒に逃げる映画って、ビリー・ワイルダーの「失われた週末」なのかな?